5月28日 [5月]
★ 花火の日 ★
1733年の5月28日に、隅田川で水神祭りの川開きが行われた際に、
前年の大飢饉とコロリ病(コレラ)による死者の慰霊を兼ねた花火が打ち上げられたことを記念した日!
この川開きは、徳川家第八代将軍徳川吉宗が行った政策のひとつである。
それまでは庶民の間で花火を行うことが禁止されていた。
【雑学①】
上記にもあるとおり、江戸の庶民に対しては「花火禁止令」が出されていた。
徳川家第三代将軍・家光が奨励したことがきっかけとなり、新しい物好きの江戸っ子の間で花火が大流行。
しかし当時の家が全て木と紙でできていたため、消防上の理由から花火禁止令が出ていた。
【雑学②】
花火を見るときに聞こえてくる掛け声「かぎや~」「たまや~」
これは江戸を代表する花火師の屋号。
当時の花火大会で人気を二分していた二大花火師の功績を、屋号を叫んで称えていた名残。
【雑学③】
どこから見ても綺麗な丸い花火は、日本独自の伝統技術。
町のあらゆる角度から見られていたため、どこから見てもキレイな球状にする必要から発達した技術であり、
これは世界中でも日本のみで発達した独自のものである。
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